新年お祝いのお茶会 初釜をしていただきました(5年、6年) 2021.01.08

茶道では、年が明けて最初に行われる茶会を「初釜」といい、茶道を学ぶ人にとっては、1年の稽古始めとなる大切な会とされています。本校でも、和室に茶釜を設置して、初釜体験を5年生と6年生がさせていただきました。

初めに、淡交会のお茶の先生の見事なお点前を拝見させていただきました。例年は、そのまま点てていただいたお茶を参加者がいただくという流れですが、本年度は、各自が自分の分のお菓子を取りに行っていただき、その後、自分がいただく分のお茶のセットを取りに行き、盆点前の方法で自分でお茶を点てていただくという方法をとりました。

茶会の最後には、各自の感想や今後の抱負を発表しあいました。
先生の無駄のない美しい所作に感動したことや、自分もそのようなお点前ができるようになりたいという意欲にあふれる声が聞こえました。

静寂の中、炉にかけた釜から立つ湯気と、先生のお点前によってお茶を点てられる流れのなかで、心を新たにして、新しい年に挑戦し、自己をさらに高めていこうとする子どもたちの凛とした強い気持ちを感じました。

初釜体験の様子が、1月11日(月)、ZTV「おうみ!かわら版彦根18:00~」の枠内で、放送予定ですので是非ご覧ください。
滋賀夕刊伊香版<2021年(令和3年)1月14日(木曜日)>に掲載されました。記事は、→こちらです。
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