1・2年生豆腐づくり見学(生活科)   2023.02.27

6月に学校の畑に植えた大豆は、すくすくと育ち、枝豆となり、その後、収穫のしかたを体験しました。今日は、大豆の学習の最後として、豆腐の作り方をJA北びわこの皆さんに教えていただきました。10時間ほど水につけて大きくなった大豆をミキサーに入れ、搾り取った豆乳を加熱。さらに、にがりを加えて20分ほどおいたものを固め、不要な水分を抜いたら出来上がり。
豆腐として固まるのを待つ間に、動画を見せていただきました。「日本の国の食糧自給率は37%、大豆の自給率は27%。もしも、世界にある国が日本だけになったら、日本の人たちは食べるものがなく生きていくことができない。」とのこと。では、私たちにできることは何かというと、日本の国で生産した食物を食べるようにする「国産国消」や、食べ残しをできるだけ少なくする等の事が大切であることを教えていただきました。日頃、好きなものが好きなだけ食べられることに慣れている子どもたちですが、改めて、豆からの調理の過程を興味津々で見学し、食物の大切さを感じ取ったようです。ほのかで、まろやかな大豆の香りの中、とても大切なことを学ばせていただいたひと時でした。

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