俳句の広場 6.15(月)

児童が詠みました俳句(今回のテーマは、「茶摘、手もみ茶、新緑茶会、朝のお茶」)を紹介します。

○まぜるたび におう茶の葉に うっとりと
【講評】手もみ茶や茶つみの俳句にはよく「かおり」が使われます。そのかおりをどう表すかはむずかしいですね。この人は、「うっとり」という言葉を使いました。この言葉から、どんなかおりか想像できます。この人の感じ方もわかります。

○かごいっぱい 笑顔と新茶 青い空
【講評】俳句には、「切れ」が必要です。「笑顔と新茶」と「青い空」とは意味ではつながっていません。でも、直接つながらない言葉をおくことで「切れ」(「間」)ができます。間ができることで、感動が広がる俳句になるのです。

○きらきらと ほたるのひかり くさのなか
【講評】六月になるとホタルの季節ですね。ホタルは俳句によく登場しますが、それは「とんでいるホタル」です。この人は、「くさのなかでひかっているホタル」を表しました。自分だけの見方、とらえ方をすることはとても大切です。
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