突然ですが、みなさんは手に付いているバイキン(細菌)を見たことはありますか?
肉眼で実物を見ることはまずできませんよね。だから、手の本当のよごれはとても感じにくいです。
保健委員会では、時っ子の風邪予防のために、手洗いチェックを行いました。
また、“手のよごれを時っ子に知ってもらいたい!”という思いから、実際にバイキンを確認する実験も行いました。
実験の内容は、
①洗っていない手
②水だけで30秒洗った手
③あわあわ手あらいの歌に合わせて洗った手
④石けんで洗った(③)後に服でふいた手
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それぞれの手で食パンの表面をまんべんなくさわり、その後のキンの繁殖を調べる、というものです。
実験すること15日。食パンにくっきりと変化が出ました。
まず、洗わなかった手で触れた食パンは、予想通りのキンの繁殖。なかなかの衝撃です。
次に、水だけで洗った手。これにも、ちらほらとキンが。やはり水だけでは30秒時間をかけたとしてもしっかりとキンは落ちないんですね。
手洗いした手の食パンは、なんと美しいのでしょう。全くキンが繁殖していません。むしろ、賞味期限が切れているのにカビていないことに驚いてしまう結果でした。
残るは服でふいた手。これは、見た目にも恐ろしい結果が。他にはなかった赤や青のキンが出てきています。せっかく石けんできれいに洗っても、服でふいてしまえば台無し。せいけつなハンカチを持ち歩くことの大切さを実感しました。
実験の結果を見た時っ子たちは、
・うわ~っ。気持ちわるい。絶対石けんで手洗うわ。
・服のよごれひどすぎる!ちゃんとハンカチを持ってきます。
と、手の汚れに驚いていました。百聞は一見にしかずですね!