学校がお借りしている茶畑で茶摘み体験を行いました。はじめに、学校に受け継がれている道具を使い「手もみ茶」を作る方法を地域の方に教えていただきました。昔は学校の茶畑で茶摘みをし、中庭で手もみ茶として児童が製茶して、そのお茶をいただいていたとのことです。
コロナ禍等で亀山茶畑での収穫祭も中止が続く中、高学年で手もみ茶を体験したことがある学年も卒業してしまい、全員が初めて「手もみ茶」と言うお茶を作る方法があることを知りました。かまどで火を焚き、茶葉を蒸して、手でもむ、そしてトタン板を熱したうえで乾かす、この過程を繰り返して、茶葉が出来上がることを教えていただきました。
その後、学校の茶畑で茶摘みをしました。昨年度のうちに地域の有志の皆様が、草が伸び荒れていたのを見違えるように美しく整備してくださった茶畑には、やわらかく美しい緑の茶葉が茂り、子ども達は、皆で茶摘みを楽しませていただきました。低学年児童を高学年の児童がサポートしながら茶摘みをする姿も微笑ましく、来年は、皆で手もみ茶もできるようになること願うばかりです。
学校へ戻る途中、赤い実をつけた木を見つけました。桑の木でした。早速実を取ってもらって食べてみました。ちょっとすっぱかったですが、新鮮な味でした。
翌朝、子どもたちから「摘んだ茶葉を電子レンジでお茶にして飲んだよ」「てんぷらにして食べたよ」という言葉が聞こえてきました。保護者の皆様、お忙しい所ご協力いただき、ありがとうございました。
2学期始業式 2024.09.02