新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について 2020.04.12

滋賀県教育委員会事務局人権教育課からの「新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について」の文書が届きました。
文書の内容は

新型コロナウイルスに対する不安が広がる中、インターネットやSNS上において、心ない発言や差別的な書き込みが広がっています。感染者、濃厚接触者とその家族、対策や治療にあたる医療従事者とその家族、外国から帰国された方などに対する偏見や差別につながるような行為は、断じて許されるものではありません。

新型コロナウイルスは誰でも感染する可能性があり、感染した本人に罪があるわけではありません。偏見や差別、いじめなど、いわれなき人権侵害の発生を防ぐために、以下の点に留意し、人権に配慮した冷静な行動をとっていただくようお願いします。

1.正しく知る
新型コロナウイルス感染症に関する様々な情報の中には、不確かな情報や事実と異なる情報もあります。氾濫する情報に翻弄されることなく、正しい情報に基づいて認識・判断することが大切です。

2.正しく行動する
正しい情報を基に、自らの人権感覚に支えられた豊かな想像力を積極的に働かせ、偏見や差別、いじめを生み出さないよう、お互いの人権に配慮した言動をとることが大切です。万が一、身近なところで感染が発生したときには、冷静さを失わず適切な対応がとれるよう心がけることが重要です。

3.一人ひとりを大切にする
新型コロナウイルスを理由に、悩んでいる児童生徒や孤立している児童生徒はいないかという視点をもち、一人ひとりを注意深く見守り、支えていく支援が欠かせません。こういう時だからこそ、人と人とのつながりを大切にした集団づくり・仲間づくりが重要です。

との内容です。
誰もが感染を防ごうとしているにもかかわらずその立場になる可能性があります。
そんな子どもたちや仲間が、苦しむことがないようしていきたいと思います。

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